読書ノートをつける、ということ
本を読み終えたとき、多くの人は次の本へと進んでしまう。だが、読み終えた直後の思考の断片こそ、もっとも新鮮で、もっとも自分らしい言葉で書き残せる瞬間なのかもしれない。
なぜ書き残すのか
読書は本来、著者との対話である。しかし対話は往々にして一方通行に終わる。読み手の側からの応答——つまり「自分はどう考えたか」を言葉にする作業——があって初めて、読書は双方向のものになる。
書き残すことには、少なくとも三つの効用がある。
- 記憶に定着する。読んだ内容を自分の言葉に置き換える過程で、理解が深まる。
- 後から読み返せる。半年後、一年後の自分が同じ本を読み返したとき、当時の自分が何を感じていたかを知る手がかりになる。
- 誰かと共有できる。同じ本を読んだ人との対話のきっかけになる。
完璧である必要はない
読書ノートは論文ではない。誤読があってもいい。まとまりがなくてもいい。大切なのは、「今の自分がその本をどう読んだか」を、その時にしか書けない言葉で残すことだ。
このプラットフォームでは、本棚・読書ログ・思索エッセイ・引用の投稿など、読書にまつわるさまざまな形の「書き残し」に対応している。まずは一冊、気になった本について短い一文から始めてみてはどうだろうか。
この記事からの展開(1)
- 読むことと書くことのあいだby 読書会メンバーB(見本)
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